蔵王温泉 蔵王国際ホテル 宿泊記 部屋・朝食バイキング・温泉に満足！

山形県蔵王温泉の「蔵王国際ホテル」に宿泊してきました。

蔵王温泉を訪れたのは初めてでどこに宿泊しようか迷った末に予約した宿泊先でした。サービス、食事、温泉ともに大満足でしたので、滞在中の様子を紹介していきます。

蔵王国際ホテルへのアクセス・館内

今回は山形新幹線で山形駅へ。山形駅からは宿泊者専用の無料送迎バス（所要時間約30分）を利用しホテルへ向かいます。蔵王国際ホテルは温泉街からは少し離れた場所にあるため、送迎バスは助かりました。

無料送迎を利用しない場合は、山形駅から蔵王温泉バスターミナルまで山交バスが運行しています。蔵王温泉バスターミナルまではホテルの車が迎えに来てくれるので、新幹線とバスでのアクセスも可能です。

ホテルは温泉街やバスターミナルからは離れていますが、隣はスキー場。館内には更衣室や乾燥室が備わっており、スキー・スノボー目当てで訪れる人には整った環境だと思います。

蔵王国際ホテルのチェックインは14時から。エントランスからロビーは広く、出迎えてくれたスタッフの方は好印象でした。チェックインはスムーズに済み、すぐに部屋に案内していただけました。長旅で疲れていたので対応が早く助かりました。

1階ラウンジではフリードリンクのサービスがあります。チェックイン時だけでなく、翌日のチェックアウト前にも利用できてよかったです。

ジュース、レモン水、給湯器（コーヒー・ほうじ茶等）、一口サイズのチョコレート、アイスキャンディーなど自由に飲食できました。

蔵王国際ホテルの部屋

南館に宿泊しました。館内はフリーWi-Fi完備でパソコンやスマホ利用に使えました。また、エレベーター完備なので、車イスでの移動や年配の方も多く宿泊していました。

2021年にオープンした南館に通されました。畳の上にツインベッド、ソファが置かれ和洋室の造りで快適に過ごせました。

室内は洗面所（2つ）・トイレ（洋式）付き。アメニティ（歯ブラシ、くし、カミソリ、シャワーキャップ、綿棒、コットン）は洗面台の上に置かれていました。

和室と洗面所の間にはミニキッチンがあり、水道、ミニ冷蔵庫付きです。お湯が沸かせるポットや食器、緑茶ティーバッグ、コーヒー、お菓子、おしぼり等が置かれていました。

浴衣1人2枚ずつ、バスタオル、ハンドタオル、足袋ソックスはテレビ台の引き出しに入っていました。小学生の子供も一緒でしたが、子ども用の浴衣が準備されていたので助かりました。

ホテルの貸出備品はスマホ純電気、体温計、トランプ、扇風機、DVDプレイヤーなど。

蔵王国際ホテルの温泉

蔵王国際ホテルには男女の大浴場「八右衛門の湯」と貸切風呂があります。

大浴場は24時間利用可能ですが、19時〜19時30分は清掃と男女の入れ替えがあります。洗面台にはドライヤー、クレンジング、化粧水、乳液、ヘアトニック等しっかり揃っているので、手ぶらで行っても大丈夫そうです。

内湯と露天風呂の2つがあり、ともに源泉かけ流し。加水、加温、循環、入浴剤などは加えず提供しています。温泉が浴槽からあふれ出ており常に新鮮。温度は42、3度でちょうどいい温加減です。硫黄の香りが漂う強酸性の温泉で肌がすべすべ、白くなりお湯は最高です。

浴室は撮影禁止のため部屋の冊子で温泉の様子をご紹介します。

全面ガラス張りの浴室は開放感たっぷりで清掃が行き届き、気持ちよくリフレッシュできました。シャワーとカランの水圧は問題なく利用でき、シャンプー、トリートメント、ボディーソープが備えられています。

大浴場の入口には足湯があり外の景色を眺めながらゆったりと過ごせます。

蔵王国際ホテル宿泊者は同系列のおおみや旅館、蔵王四季の湯ホテルの温泉に入れるサービスがあります。フロントで声をかけると「湯めぐり手形」が受け取れ、それぞれの旅館・ホテルまでバスで送迎してくれます。

蔵王温泉街へ共同浴場めぐり

せっかく蔵王温泉に来たので、3つの共同浴場をめぐってきました。共同浴場がある温泉街まではホテルから徒歩で約20分かかるため、ホテルのバスで送迎していただきました。

訪れたのは3月下旬。道路には雪はありませんが、スキー場は営業中でスキー・スノボで滑っている人達がいました。

もくもくと湯気が上る蔵王温泉の温泉街には宿や飲食店、土産物店が並び、立ち寄りながら歩くのも楽しい。

共同浴場は3か所共通で営業時間6:00〜22:00、大人料金200円、小人料金100円。無人のため料金は各共同浴場に設置された箱に入れます。温泉街に宿泊すると共同浴場が近いのがメリットですね。

今回はホテルから共同浴場の無料券を3か所分いただき入浴しました。同じ券を持っている人を見かけたので蔵王温泉に宿泊すると宿でもらえるのかもしれません。

蔵王温泉は白濁色をした強酸性の硫黄泉。硫黄泉の血行促進は心臓、便秘、糖尿にも効果があるそうです。

体内水分量を増加させ肌と血管の若返り、殺菌・美肌効果もあるそうで「美人の湯」ともいわれています。確かに、入浴後は肌が白くなり日頃の疲れが取れた気がします。

3か所の共同浴場は44〜42度くらいで温度が多少異なりました。川原湯共同浴場は源泉の上にあるため、浴槽に敷かれたすのこのすき間から温泉が湧き出るという珍しいお風呂。源泉そのものに浸かれるので鮮度抜群です。

温泉街の近くに宿泊すると共同浴場に行きやすいというメリットがありますね。

蔵王国際ホテルの朝食は和洋食バイキング

今回は朝食付きだけのプランにしました。食事は2階の広間で朝7時からいただきました。

和洋食のバイキングスタイルで白米、味噌汁、焼きたてパン、目玉焼きなどの定番メニューのほか、玉こんにゃくや牛すじ煮込み、お漬物など、山形の郷土料理も並びます。

山形牛の特製カレーもありました。少しいただきましたが朝カレーもいいものですね。

ベーコンエッグは目玉焼き一つずつ、小さな蓋をして焼いていたので半熟に仕上がっていました。

パンは6種類ありトースターで温めができます。クロワッサンやデニッシュはサクサクで何個でも食べられそう。

デザートコーナーにはヨーグルト、ヤクルト、フルーツポンチ、フルーツなど。

一口で食べられるミニケーキもありました。

パンやケーキに合いそうなコーヒー、紅茶のコーナー。

和食メインで選んでみました。山形産の白米は非常においしく、おかずは少量ずつ味わえて満足でした。

朝食後は大浴場に入り名残惜しいですが9時15分にチェックアウト。帰りも山形駅までの無料送迎バスを利用しました。

再訪したい！蔵王国際ホテル

どこに宿泊するか迷いましたが、蔵王国際ホテルを選んで正解でした。蔵王温泉の中で料金は高めですが、設備やサービス、温泉、清潔感、食事のおいしさなどどれも満足です。

温泉街からは遠いため温泉街近くに宿泊したい人には向かないかもしれません。ホテルの中でゆっくり過ごしたい場合にはおすすめです。

【ふるさと納税】山形県山形市の対象施設で使える楽天トラベルクーポン 寄附金額30,000円 FY21-255 蔵王温泉 旅行 山形 価格：30,000円（税込、送料無料) (2024/4/3時点) 楽天で購入