赤ちゃん・子どものパスポートを取得。申請手続の方法と証明写真の撮り方

子どものパスポート申請

海外へ行く予定ができたので、子ども2人(5歳の息子と0歳の娘)のパスポートを取得してきました。

パスポートを作ることは頻繁にはないし、忘れないうちに手続き情報をメモ!(以下の情報は埼玉県で申請した場合です。)

日本国内で子どものパスポート申請に必要な書類

新規発給(初めてパスポートを作成する場合)

生まれたての赤ちゃんでも誕生したら、渡航するにはパスポートが必要。まずは確認書類や申請書などを準備・記入します。

申請時に必要な書類

  1. 一般旅券発給申請書(未成年者は5年用のみ) 1通
    パスポートセンターや市役所の窓口など申請場所で配布。
    見本を参考にしながら記入すれば難しくないです。
  2. 戸籍抄本または謄本 1通
    発行日が6ヶ月以内のもので、原本が必要。
    同一戸籍内の他の家族も一緒に申請する場合は謄本を1通だけ提出すれば共有できます。
  3. 証明写真 1枚
    写真の撮り方は後ほど。
  4. 住民票の写し
    パスポートセンターの住基(住民基本台帳ネットワークシステム)で確認できるのですが、以下の方は必要です。
    (1)住基の利用を希望されない方
    (2)住民登録をしていない単身赴任先や就学先等の都道府県で申請する方

申請窓口で書類を受理された時に「完成したパスポートは○月○日から受け取れる」という案内が出されます。

混雑時期によって異なりますが、今回は申請日から1週間後に受け取ることができました。

受け取り時に必要な書類等

  1. 申請者本人確認の書類
    子どもの場合は「健康保険証」や「子ども医療費受給資格証」など。
  2. 発行手数料
    指定の収入印紙をその場で購入して支払います。12歳未満は、都道府県収入証紙(2,000円分)と収入印紙(4,000円分)の計6,000円でした。

一般旅券発給申請書の書き方

申請窓口には書き方の見本が置いてあります。

子どものサインはどうするのか?

申請書にはパスポート本体にそのまま印刷されるサインを書く欄があります。

まだ字が書けない子は大人が代筆できます。字が書ける子はもちろん子ども自身がサインの欄に記入してOK。

5歳の息子は字が書けますが、入国・出国書類の記入を考えるといちいち書かせるのは手間だと思い、今回は母親(私)が代筆しました。

赤ちゃん・子どもの証明写真を準備するには

写真は6ヶ月以内に撮影したもので、サイズは縦4.5cm、横3.5cmを用意します。

5歳の息子はスムーズに撮影できそうだけど、問題は生後5ヶ月の娘。。

パスポートセンターでは乳幼児の撮影についてはこのような注意書きも。(撮影許可済み)

赤ちゃんや小さいお子さんは「写真店で撮ってもらうのがサイズも間違えなくて一番いい」と言われたので、写真店で撮影しました。

また「七五三などの撮影もできるスタジオ併設の方がおもちゃや子ども用のイスがあるからいい」とも言われました。

実際に撮影したスタジオ

カメラ店の一般的な写真スタジオで撮影。
最初は「ここで大丈夫なのか・・・!?」と不安でしたがなんとかなりました。

新生児の場合は白いシーツの上に赤ちゃんを寝かせて真上から撮る方法もあるそうです。

子どものパスポート申請

まだ腰がすわっていない娘は1人でイスに座れないので、併設のスタジオからお宮参りの撮影で使用しているイスを借りてきました。

撮影中、泣いてしまうかな?と心配しましたが、お店の方は「はいは〜い!こっち向いて〜!」と娘に声をかけ慣れていることもありパパッと撮影!正面を向いた写真が撮れるまで、取り直しができたのも良かったです。

その場でパスポートサイズにカットしてもらい1人2枚で1400円。息子の写真も同じくこちらで撮影。息子は1人で座ってすんなり終了です。

スピード写真も試そうとした

子どものパスポート申請

最初はスピード写真でいいのでは?と思い、試しに個室に入ってみました。が!

  • 背が低い子どもをカメラの位置に合わせてイスを調節するのが大変
  • 3回で撮影が終了し取り直しがきかない
  • 親子で入るには狭すぎる・・・

値段はスピード写真の方が当然安い。けど、規定が厳しいパスポート写真は申請時に撮り直すように言われる方もいるそうです

取り直しとなったら、倍の金額がかかるし最初から写真屋でお願いした方がいいなと思いました。

泣いている場合はどうするのか?

息子は1歳の時にもパスポートを作成しましたが写真撮影はギャン泣き・・!

その時も写真店で撮影し、時間をかけて落ち着かせてからイスに座らせて撮影。

連続でシャッターを切ってもらい、その中で良さそうな写真を選択したので、その時のパスポート写真は泣きそうな顔をしています(笑)

泣くのが心配な場合は普段使っているおもちゃや、あやす物を持参するのがいいかもしれません。

まとめ

子どものパスポート申請

子どものパスポートを作るというと、手続きが難しく面倒だなという印象でしたが書類さえ揃えれば意外とスムーズ。

一番の山はやはり写真撮影。面倒な方は写真店で撮るのがサイズも正確だし簡単で早いです。自宅での撮影も考えましたが、パスポート写真は細かい注意点がありますので、お店にまかせるのがおすすめです。