「空飛ぶウミガメ」の愛称で親しまれているANA「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」。成田空港から家族でホノルルへ行ってきました。
機内で過ごした様子や感想を紹介していきます。
エアバスA380型機フライングホヌとは?
総2階建ての超大型機、エアバスA380型機「フライング・ホヌ」は全部で3種類。
ハワイをイメージした空・海・夕陽で塗装されています。
- ハワイの空(ANAブルー)
- ハワイの海(エメラルドグリーン)
- ハワイの夕陽(サンセットオレンジ)
「ホヌ」はハワイ語でウミガメ。ウミガメはハワイで神聖な生き物とされ、見かけると幸せになれるといわれています。
オアフ島でウミガメが見られるのは、ラニアケアビーチやハレイワビーチが有名。

成田から搭乗したのは、エメラルドグリーン「海」のフライングホヌ。
ライトアップされたホヌをしっかりとカメラに収めます。


帰国時も「海」デザインでした。にっこり笑顔のホヌ。昼間は機体の色やデザインがよくわかります。
座席数
エアバスA380型機は総2階建て、全520席。2階は機体前方から、ファーストクラス8席、ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミー73席、エコノミー席が383席です。

1階はエコノミークラス383席。うち、1階席最後方の71~76列目はカウチシート「ANA COUCHii(アナカウチ)」に割り当てられています。
ANA COUCHiiとは、3席もしくは4席分のレッグレストをあげて、ベッドのように利用できる座席。足を伸ばして寝られるので、長時間のフライトには便利ですね。
多目的ルーム

1階席後方の多目的ルームへ行ってみました。
中には、洗面台、ベンチシート、着替え台、おむつ交換台が設置されています。赤ちゃんの授乳時にも使えそうです。
バーカウンター

各クラスにはバーカウンターが設置。ドリンクやスナックは無料でいただけます。
置かれていたのは、ペプシ、ポカリスエット、アメリカのジュース、キットカット、ポテトチップスなど。お菓子は人気であっという間に無くなっていました。
お茶や水が欲しかったのですが、確認した時は甘い飲みものしか無くてちょっと残念。
モニター

全クラスの個人モニターは、ホノルル線限定デザインです。
エコノミークラスのモニターは、タッチパネル式の13.3インチ(最前列のみ10.1インチ)。飛行機のモニターでこの大きさは迫力がありました。

機外カメラの様子です。ウミガメの頭は上から見るとこんな感じ。

コンテンツは、映画、ビデオ、オーディオ、ゲームなど、Amazonプライム並に充実しています。
子ども向けの映像やゲームが多く、我が家の子どもたちも眠くなるまでずっと見ていました。
機内食
食事からホノルルの雰囲気が味わえるよう、コラボレーションパートナーとANAの限定メニューでした。
成田発ホノルル行きの機内食

成田を出て、すぐに出てきた機内食。エコノミークラスは「bills(ビルズ)コラボレーションメニュー」でした。
- メイン:ポークシュニッツェル –、マッシュポテト、ポーチドエッグ、パセリとケッパーバターを添えて
- サイドメニュー:ジャスミンティースモークサーモン、胡瓜のピクルスと枝豆のサラダ、味噌でマリネした茄子のソテー、ケールとレタス、トマト、豆腐のサラダ
- その他:パン、バター、クラッカー、kiriチーズ、すなっくおつまみ、ハーゲンダッツ(バニラ)、ミネラルウォーター

デザートにはハーゲンダッツ(バニラ)。食事と同時に渡されましたが、カチコチに凍った状態。食後のタイミングでちょうど良く溶けていました。

子どもの機内食は、座席を保有する2才から5才向け。
見た目をかわいらしくデコ弁にしたり、柔らかく、噛みやすい食品が中心でした。
0才から1才までの子どもの場合は、ベビーミールが用意されます。内容は離乳食期の食事で瓶詰めのピューレやスープなどです(要予約)。

ドリンクの紙コップは、ウミガメが描かれていました。記念に持ち帰りたくなります。

こちらは軽食用のおつまみとドリンク。
ホノルル発成田行きの機内食
ホノルル発の機内食です。機内食は2種類から選べました。

メインは「海老と野菜の天丼」。天丼付きの機内食は初めてでした。
- 前菜:マカロニサラダ、スパムハム、チェリートマト、ブラックオリーブ、グリーンリーフ、イタリアンパセリ
- 小鉢:ひじき煮、厚焼き玉子、枝豆
- その他:うどん、サラダ、パン(ソフトロール)、バター、ソルベ、ミネラルウォーター

天ぷらはエビ、イカ、さつまいも、カニカマ、ニンジン、アスパラ、パプリカ。タレは甘塩っぱく、天丼チェーンの味を思い出しました。揚げたてサクサクとはいきませんでしたが、十分おいしく完食です。

もう一つの機内食は「チキンカレー」。カレー以外は天丼と同じ内容です。


2歳の子どもの機内食です。ハムのイルカ、チーズの飛行機など、かわいらしいデコレーションで彩り豊かでした。

成田到着の約2時間前には軽食が出ました。

中身はターキーハムを挟んだサンドイッチ、フルーツ、チョコレート。機内が寒かったのでドリンクはコーンスープにしました。

2歳の子ども用にはチャイルドミールが提供されました。こちらは事前に申し込みが必要です。
フライングホヌでもらったグッズやおもちゃ
子どもと一緒だったので、機内でおもちゃがもらえました。大人だけではもらえないので、子連れの特典ですね。

ANA787のトランプとひこうきシールブック。

ひこうきシールブックの中身は、パイロットのきせかえや飛行機のシールなど。シールは100枚も入っているので長時間遊べて助かりました。自宅でも引き続き遊んでいます。

ANAオリジナルのつみきは知育玩具。

ANAマークの入った袋も同封されています。子ども向けのイラストがかわいらしいです。

ANAと子ども用箸で有名な「EDISON」がコラボしたスプーンとフォーク。

持ち手の部分にフライングボヌとANAの機体がちょこんと乗っています。
自宅で使用していますが、食洗機に入れると塗装が剥がれやすいので、必ず手洗いしています。できるだけ長く使用したいですからね。

フライングホヌのビニールふうせん。

夕陽デザインのフライングホヌが入っていました。
飛行機の中でしかもらえないものばかりなので、大切にとっておきたいと思います。