5月、栃木県日光市へ行ってきました。東照宮周辺を散策したり、御用邸通りの日光珈琲へ行ったりと、非日常的な時間を満喫。
日光市といえば、湯西川・鬼怒川・川俣など温泉地としても有名です。今回は奥日光の日光山温泉寺(にっこうざんおんせんじ)で日帰り入浴してきました。
奥日光湯元温泉
宿泊していた東照宮近くのホテルから、奥日光へ向かいます。約1時間のドライブです。
奥日光へ行くには当然「いろは坂」を登っていかなくてはなりません。
紅葉シーズンは大渋滞、上り下りの全48のカーブに「い」「ろ」「は」の看板がある、あのいろは坂です。
初めて運転しましたが、急カーブの連続。途中の景観スポットである明智平を見る余裕はありませんでした・・・。
なんとか運転して、湯元に到着です。やっと着いた!と勢いよく車から出ると、5月だというのにダウンが欲しくなるほどの寒さ。
忘れてましたが、湯元は標高1,600メートルの高地。長袖1枚だったので、急いで着込みます。
日光山温泉寺の日帰り入浴
日光山温泉寺は、世界遺産「日光山輪王寺」の別院。温泉に入ることのできる珍しいお寺です。
温泉寺で入浴するのは約10年ぶり。前回は日光白根山の登山帰りに寄ったのでした。
駐車場は無料。本堂の近くに停められます。
日光山温泉寺の入浴時間は、8:00〜17:00頃まで。営業期間は4月上旬から11月下旬までです。
積雪が多い地域なので、期間限定の営業なんですよね。気候によって時期が変動することもありますので、行く際は確認してみてください。
入浴料金は大人500円、子ども(4歳~小学生)300円。料金はお寺の女将さんに直接払います。
浴槽は男湯と女湯に内湯が1つずつ。露天風呂はありません。入浴と休憩を含め、滞在時間は1時間と決まっていますのでご注意を。
こちらは女湯の薬師湯。清潔感があり気持ち良く利用できました。しかも、タイミング良く独占!(誰もいない時ならOKとのことで撮ってきました)
加温なし、かけ流しの温泉ですが、泉温は71.4℃とかなり熱いので加水しないと入れません。
源泉の色は薄いエメラルドグリーンで、加水すると乳白色に変わっていくのが特徴的だそう。
水でぬるめてようやく入れる温度に。そうそう、このお湯に浸かりたかった。温泉に入るために、あの急カーブのいろは坂を登ってきたんだよね、と。しばし至福の時を過ごします。自然と気持ちもリラックス。
はーいいお湯だった。体からほのかに硫黄の香りがするのも心地いい。
温泉を出て休憩室へ。手書きの領収書と一緒にお茶とお煎餅が用意されています。お煎餅は日光のお土産「日光甚五郎煎餅」。
お茶を飲んで休憩したあとは、源泉を見に行ってみました。どこから温泉が沸いているのか、源泉を見るのも好きなんですよね。
ただ、日光湯元の源泉は湿原の中。足元はぬかっているし、硫黄ガスで気分が悪くなることもあるので、注意が必要です。
日光湯元は冬はスキー、夏や秋は日光白根山の登山やロープウェイなど、1年中楽しめる観光地。
日光湯元での日帰り温泉は、旅館やホテルでも受け付けています。観光とセットで寄ってみるのもおすすめです。
日光山温泉寺 施設情報
- 住所:栃木県日光市湯元2559
- 住所:栃木県日光市湯元2559
- 住所:栃木県日光市湯元2559
- 住所:栃木県日光市湯元2559