日光市へ旅行した際に、日光珈琲御用邸通(ごようていどおり)へ行ってきました。
御用邸通は、日光東照宮をはじめとする世界文化遺産「日光の社寺」近くにあります。
訪れたのは5月のゴールデンウィーク真っ最中。駅や観光名所は人で溢れかえり車は大渋滞でした。
訪れた2019年は元号が「令和」へ変わったこともあり、日光東照宮への参拝者が増えたそうです。
日光珈琲へは、東照宮近くの宿泊先に車を停め徒歩で向かいます。渋滞しやすい地域なので歩きが楽ですね。国道120号線を中禅寺湖方面へサクサク進みます。
しかし、日光珈琲のある御用邸通りへ入っていくと、ここ日光ですよね?と確認したくなる静けさ!さっきの渋滞はどうした。
御用邸通りは、大正天皇以来3代の天皇や皇太子が利用した御用邸(1947年に廃止)へ続く道。かつては皇族を乗せた馬車が走っていたそうで、古い商家や住宅が残っています。
そんな、御用邸通りを300メートルほど歩いたところで、日光珈琲御用邸通に到着。
歴史を感じさせる古民家で、ガラスの引戸に藍色の暖簾がかかっています。
中をちらりとのぞいてみると・・・あら満席。外には順番待ちの名簿が置かれ、15時で5人待ち。
御用邸通りを歩く人は少ないし、すぐに座れるだろうとすっかり油断していましたが休日は終日満席のことが多いのだそう。
時間もないし、これからホテルに戻らないとならない。仕方なく店内での飲食は諦め、テイクアウトのカフェラテを注文しました。
カフェラテができるのを待つ間、許可をもらって店内を見学させてもらいました。
大正時代の商家をリノベーションし、大きな梁や柱はそのまま。木のぬくもりが感じられる、落ち着いた雰囲気です。奥の窓の向こうには庭があるようでした。
テーブルやイスは席ごとに違っていたり、見上げると個性的な照明が下がっていたりと、インテリアもおしゃれ。
様子をうかがうことしかできませんでしたが、店内の隅々までぐるりと歩いてみたくなります。
メニューはコーヒー(594円)、カフェオレ(648円)、ケーキセット(1,188円)、御用邸通の黒カレー(1,890円)、オムライス(1,890円)など。
日光天然氷のかき氷(864円〜)もありました。
店内ではコーヒーの販売も。「男体山ブレンド」「女峰山ブレンド」など日光の名峰にちなんだネーミングです。
手軽なドリップパックも販売。こちらは熊や鹿のイラストが描かれたかわいらしいパッケージ。
日光珈琲の店舗は栃木県に全部で5店舗。他の店舗も行ってみたいですね。
- Cafe饗茶庵本店:鹿沼市上材木町1737
- 日光珈琲 朱雀:鹿沼市麻苧町1631
- 日光珈琲 玉藻小路:日光市今市754
- 日光珈琲 蔵ノ街:栃木市万町4-1
出来上がったカフェラテを受け取り、お店を後にしました。通りを歩きながら飲んでみると、ミルクたっぷりでまろやかな味わい。
ケーキセットや名物の黒カレーも食べてみたかったけど、また今度。歴史ある街並みや店舗を堪能しに再び訪れたいと思います。
日光珈琲御用邸通店の店舗情報
- 住所:栃木県日光市本町3-13
- 電話:0288-53-2335
- 営業時間:10:00~18:00( L.O.17:00)
- 定休日:月曜・第1、3火曜(祝日の際は翌日)